中秋の名月
季節のコラムではありませんが、昨日の静岡は昼前には雨もあがりました。広域ヨーロッパ研究センターで担当した公開講座の1回目がおこなわれている時間帯に晴れ間がみえてくるというのも、幸先がよいです。秋晴れというにはやや湿度の高さを感じる午後となりましたけれど、あけた窓を吹きぬけゆく風はすこし冷ややかで、旧暦8月15日の月=十五夜を期待させました。ちなみに、ほぼ日手帳に記された「月の満ち欠け・きらきらの満月マーク&新月マーク」によれば、満月は今宵の十六夜(いざよい)とのことです。今夕、太陽が沈んだあとしばらく待てば、まん丸のお月さまがおがめることでしょう。
ひさしぶりに職場の部屋の掃除をして、窃盗捕縛業者の史料を読んで、くだらない雑務をかたづけて、夕方の西の空をながめてみました。飛行機雲が見えます。もう少し、もう少し、と思って、部屋のドアをあけると、こういう光景が広がっていました。夕焼けが空気中の水分に反射しているでしょうか。かなり赤みが強くでているのは、画像処理による小細工ではありません。
さらに廊下にでて、右の方に目をうつしたところ、ぽっかりです。お待ちしていました、って感じ。
陽の光がのこって、まわりの風景もいっしょに写しこめるいるうちは、オイラのデジカメでも撮影しようがあります。すっかり夜空になって、ストロボをたくと無粋になるし、かといって真っ暗のままにすると焦点をむすばなくなってしまうと、困難が増します。夜空をうつすなんて、ほとんど不可能かも。
駐車場に向かいながら、公孫樹の木といっしょにうつしてみました。彩度をやや下げる加工をほどこしてあります。木の枝が灰色ですね \(^^:;)...マアマア
駐車場の壁や街路灯といっしょですと、照度が高くなりすぎました。
このあと、すこし遠まわりをしてスタバへたちより、なじみのバリスタさんとことばをかわしました。このごろは、サーモス社のマグのことで最初に話をしたこの方だけでなく、「いつものですか」とか、「今日もグランデラテでよろしいですか」とか、「いつものマグとちがいますね」とか、男女を問わず、ほかの何人かのバリスタさんともおなじみになりつつあります。けれども、最初に声をかけてくれただけでなく、元気をくれる(ときどき、ガッツポーズをしてくれます)バリスタさんはこの方だけでしょう。オイラの来店とはしばらくシフトがあわなかったようですけど、今日はいらっしゃる予感もありました。
「今日は十五夜ですよ。」
「満月なんですね。」
「建物のなかにいるとわかりませんよね。」
「月は出ていますか。」
「メチャクチャ、きれいな月です。楽しみにしてください。」
「あとで休憩が入りますから……。」(ちょっとこの部分はまわりの音でうまく聞きとれなかった。)
などと会話しながらコーヒーを入れてもらったですが、外にでてみると月が雲に隠れちゃってました σ(^◇^;)
かんべんしてよ、と思いつつ、信号待ちでとまるたびに何度もRくんの窓から空を見あげて帰宅すると、雲間からふたたび登場してくれていました。
↑ 左側の写真は雲がはっきり切れています。月のもようが見えるかのようですね。
【授業】3512教員室の掃除。
【PC実習室運用】端末ロック者の呼び出し文書を掲示板に貼付。
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