非現実的な通勤経路
一昨日の夕刻、職場の総務から電話がありました。留守録が入っていたようですが、まったく気づかずにいたため、終業時刻のちかくになって再度の連絡をくれたもようです。
用件はオイラの通勤手当のことでした。自動車通勤で申請しているですが、電話では、その距離数が、おなじ住宅から自動車でかよっている方々よりも長く(具体的にはみなさんの8キロメートルにたいしてオイラが9キロ)、何か特別な事情があるかとたずねられました。別にあるわけないじゃん、です。「ほかの方々は皆8キロです」というので、“あーそうですか”的に8キロにかえることに同意しました。月500円分の減額になるらしい。これまでの分を返却しろといわれないだけマシでしょうか。
しけた話だなぁと舌打ちしたくなるような気分で電話を切ったあと、思いだしました。たしか、距離数は駐車場から駐車場まで実測して申請したはずでした。今度はこちらから電話をして、どのような経路を計測すると距離数がでてくるのかをたずねてみました。その答えは……ネット上の地図とのことです。
清水生まれで、若いころには自動車教習所の指導員として教習生の送り迎えも担当し、けっこうな裏道も知っているオイラとしては、申請した経路以外の近道があるのならおしえてほしいと願いました。いま、自分でつかっている道は最短距離ではないものの、朝方の混雑する時間帯でもぜったいに遅刻をしない自信のもてる、途中でさまざまな裏道に抜けられる経路です。もしも、それ以上の通勤経路があって、そこが最短距離でもあるのなら、すぐにでも変更したいくらいでした。
ところが、ネット上の地図の経路は、たしかに最短距離ではあるものの、対向車がいると自転車を追い抜くのもはばかられるような道幅の狭い片側1車線で、おまけにバス通りでもあり、国道1号線と交差するところでの右折車が多いため、また、左折車も通学の自転車を待機するため、交差点が究極の隘路となり、ひどく渋滞する既知の道でした。つまり、あまりに現実的でない通勤路です。渋滞から逃げる裏道もありません。じっさいに、今朝はこの道をつかって通勤しましたが、通常よりも15分はよけいにかかり、1限目は3分遅れで開始となりました。受講生のみなさん、渋滞の少ない遠まわりの道よりも、確実に渋滞のある最短距離をかよわせるのは、いわば職場の方針ですから、ご了承しください。
通勤は基本的に公共交通機関をつかうことになっていますから、自動車通勤は実費分がでません。維持費分などを考えれば、半分くらいかな。地球環境にもよくないでしょうから、肩身の狭い思いをするのもがまんしましょう。(できるものなら、すぐにでも轟天号ビアンキでの通勤にもどしたいとも思っています)。でも、東京や関西圏のように10分とおかずに電車やバスがくるわけではないし、遅くなればタクシーしか交通手段のなくなるところでは、もうすこし自動車を優遇してくれてもいいように思います。いまどき、自動車をステイタス・シンボルとか、贅沢品と考えている人などいないでしょうにね。
通勤経路をとおらないと、もしものときに労災認定されないなんて、冗談にもなりません。
【授業】「イギリスと日本」9:00~10:30
【授業】「原典講読」10:40~12:10
【授業】「イギリスと日本」「原典講読」の第1回目に出席せず、受講を希望する学生に対応。
【授業】「英米文化論」「イギリスと日本」の講義資料を作成 → ウェブ学習支援システムと講義用ウェブログに登載。
【授業】Office Hours 17:30~17:50
※短縮せざるをえなかったのは、科研費説明会に出席したためです。
【授業】「イギリス社会史研究」の予習。
【会議】科学研究費補助金等説明会 16:30~17:30
【WERC】特別講義の講師の打診メールを作成 → 送信。
【院ホームページ担当】研究科助教の先生からいただいたワーキングペーパーのファイルを、研究科の「研究活動」サイトへ登載。
【PC実習室運用】予算執行にかんしてOKメールを送信。
Comments