甘くない
金曜日の朝イチは、9時から全学共通科目(やや古めの大学でいうところの「ぱんきょー」=一般教養科目)をやっています。道路が混雑する時間帯ですし、季節柄、職場についたら手洗い、うがいをしますし、湯沸かしポットにお湯を入れ、立ちあがりの遅いX41タブ夫の電源もスパッと入れておかねばなりません。たまたま最近は、個人識別がうまくはたらかないとかで、職場のLANから外のネットワークにでるときに必要な認証作業をしないですむので、ブラウザを起動させてこの作業をする手間は省かれますけれど、タブ夫をもって講義室までゆき、プロジェクタにつないで電脳紙芝居をはじめるまでの余裕もみておかねばなりませんから、おおよそ自宅を出発するのが8時前となります。起床は7時前くらい。起床の時刻はふだんと変わりませんけれど、出発はずっと早く、それでも渋滞にまきこまれますので、朝から疲労度は高いです。
そうやって仕事をしていますと、簡単に休むんじゃねー、みたいな気分になります。
オイラ(以下、「お」):きみ、先々週の第1回目には出席していたの。
受講申請者(以下、「が」):はい、いました。
お:じゃあ、〔そのときにつたえたPDFファイルを開くための〕パスワードは。
が:……。
お:おぼえてないの。ノートをとってないの。
が:ノートはとってありません。
お:じゃ、試験問題は〔授業の重要なポイントをおさえてもらうために、初回の授業で試験問題=論述をつたえておくのがオイラのやり方です〕。
が:……。
お:ここで何をしてたのさ。〔パスワードと試験問題をおしえたあと、〕じゃ、先週は、なぜ休んだ。
が:体調が悪くて病院にいってました。
お:それはどうやって証明できるの。
が:……。
お:どこの病院。
が:○△□病院です。
お:じゃ、そこの領収書をもってきて。診断書は別に料金がかかってしまうから、領収書でいいよ。だいじょうぶ。
が:……はい。
お:じゃ、来週、領収書をみせてくれたら、履修カードをうけとります。いいね。
が:はい。もってきます。
そして今日がその「来週」でしたが、「が」さんは授業にも、Office Hours にも、その他の時間帯にも、姿をみせませんでした。領収書がなかったのか、疑り深いオイラがいやになったか、何だったか、わかりません。半期のあいだに何度も下宿や自宅から通学できなくなるくらいの身体的な異常が生じるのであれば、たしかに早めに病院へゆき、重篤な事態に至らないようにする処置しなければなりません。そうしたことを禁じているのではなく、むしろ、休むならちゃんと休んでくださいといいたいほどです。誤解しないでほしいな。
ちなみに、医療費控除のためにも領収書はとっておいたほうがよいです。
【授業】「イギリスと日本」9:00~10:30
【授業】「原典講読」10:40~12:10
【授業】Office Hours 16:20~17:50
【授業】「英米文化論」と「イギリスと日本」の講義レジュメと講義資料を作成 → ウェブ学習支援システムと講義用ウェブログに登載。
【授業】ほかの先生のゼミに所属している学生が卒業研究の文献を探しにきたのに対応。
※とても迷惑する (`ε´)
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