良くも悪くも Windows 7 との1週間
くだんの MacBook Pro に Windows 7 Professional をインストールして1週間がすぎました。Parallels Desktop の Coherence モードによって、一太郎や Microsoft Office OneNote を Mac OS 上の JEdit などといっしょにつかっていますが、とくに不具合を感じる場面はありません。OneNote に転記した史料やまとめたノート類を検索して参照し、JEdit のテキストにひっぱってくることくらいしかやっていない=あまりに強引な力技をためしていない=マシンに負荷をかけていないから、といわれればそうでしょう。
オイラのさわっていた Windows Vista マシンは、dynabook Qosmio F40/88 と Dell Inspiron 1525 と工人舎 SH8KP12A(メモリ1GB, CPU は Atom 800MHZ)でした。前二者はともかく、さすがに SH8 には Vista という OS は重く、最初のセッティングのときには時間がとまったかと思ったほどです。1日のはじめに起動させてスタンバイなどをつかえっていれば動作のもっさり感はたえられますが、たとえばアップデートをしたあとなど、何かの拍子に再起動をするのはためらわれました。ただし、こいつを手放したのはマシンと Vista との相性ではなく、タブレットPCであるのに入力用のポインティング・デヴァイス=ペンの感度がいちじるしく悪かったからです。せめて、パワポのプレゼンでおおざっぱな字、画数のすくない字くらいは認識できるようならがまんできたことでしょう。
こんな感じで Vista をつかっていなかったわけでないですが、OS そのものには良い悪いを感じる場面はありませんでしたし、いまもそうです。パウア・ユーザではないので、むしろ、アプリケーションの使い勝手のほうが気にかかるわけです。もちろん、XP のころとおなじようにすっぴんのデスクトップでつかっていますし、PC雑誌に掲載されているような、無駄を避ける使い方を実践してきました。たとえば、エアロ効果なんていらないし(ただし、すべてオフにすると効率が悪くなります)、ガジェットは邪魔だし、背景も単色で十分です。Vista はアカウントの管理が厳格なので、それは XP よりもすぐれているとさえ思えました。
さて、Windows 7 はご存知のように Windows のヴァージョンとしては「6.1」、いわば Vista の改良版とのことです。MacBook Pro でうごかしてみても、Vista の音がしますし、Vista でうごいていたアプリはおなじようにうごきます。いろいろとチューンアップされて速くなったという噂も聞きましたが、とくに劇的ではありませんでした。最初にも記したとおり、ふつうにつかえるじゃん、です。しかしながら、さっそく恒例の Microsoft Update があり、仮想マシン環境でも更新プログラムをいれる経験をさせてもらいました。サポートされていると実感するとともに、早晩、SP1 がだされるような予感がします。セキュリティホールがみつかればすぐに標的になる、良くも悪くも Windows とはそういう OS なんだな。
ちなみに、オイラのようにいわばクリーンインストールでないと、たとえば、VAIO type P への導入レポートを見てみますと、ほぼ1日がかりの作業のようです。代償はかなり大きいかも。この点も、良くも悪くも、でしょうか。
ただ壁紙はちょっとあたらしくなったぽかった。
11月14日の業務
【授業】3512教員室の掃除。
【書類】年末調整の書類を作成。
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