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28℃

「COOL BIZ 推進中、室温設定は28℃です。軽装で快適に!」という貼り紙が、職場のエレヴェータ乗降口にあります。しかし、留めてあるメンディングテープがはがれて、いくつかの場所ではすでになくなっているくらいですから、あってもなくてもあまり関心をひかないのかもしれません。一再ならず、気づいたときにテープを貼り直しましたが、そもそも壁じたいが貼り紙に適した素材ではありませんし、かといって、ガムテープや布テープを使用するのは憚られますので、ポスタをつくる側が何かひと工夫をしてもらいたいところです。百円均一ショップでコルクボードを仕入れてくる、とかねぇ。

乗降口でクールビズをすすめられたあと、エレヴェータの箱のなかに入りますと今度は、「節電にご協力ください。大学予算に限りがあり、冷暖房が入らなくなる可能性があります!」という、テプラでつくられたシールが切実にうったえてきます。気の弱い人なら、目的の階につく前にすぐさま降りたくなるかもしれません。でも、うちのエレヴェータは用が済むと、その階で止まっていてくれればよいものを、かならず1階までおりてお客さんを待っているです。下からあがった人が最上階でおりると、無人のまま、1階まで降りることがあります。上から下りを呼ぶ人がいると、無人の箱が最上階までいくこともあります。これってムダですよね。

とまれ、テプラのシールのおかげかどうかはわかりませんけれど、冷暖房が入らなくなる事態には、これまで立ち至ってはいないはずです。アタシが特別休暇をいただいているあいだに、どこぞの大学のように「空調停止令」が出されていないともかぎりませんので、あくまで「はず」というにとどめておきましょう。

※しかし、1週間に何度も「冷房停止令」が出されるところというのは、それほど光熱費・設備費が苦しいのかと思うと同時に、停止令など出さなくても中央コントロールで on/off される自分の職場よりはまともなのかもしれない、とも感じました。

自宅の空調も、いちおう28℃に設定されています。しかし、この数字にどういう根拠があるでしょうか。労働安全衛生法の上限温度でしょうか。ISOなんとかで決まっているのでしょうか。そういうことにはくわしくないので、経験的な事実だけをあげておきますと、3年ほど前、職場の施設担当からいただいたメールによれば、28℃で空調を設定しても、部署によって5度以上の差異があったそうです。空気の流れ方、部屋にある機械類や仕事をしている人数、太陽光の当たり具合などが錯乱要因でしょうし、事務棟は外部のかたの出入りがありますから、扉の開閉回数も多くなりましょう。扉といえば、学部棟などそもそも開放されたままのところも存在します。それなりの規模がある施設では、一律のコントロールなど無理ではないでしょうか。

自宅のたった一間、それも夜間の就寝中であっても、アタシは汗をかくときもあれば、冷えを感じてしまうときもあります。自分のコンディションだけでなく、掛け布団の掛けぐあいとか、微妙に影響します。

たぶん、数値目標の示されるほうが明確な感じがするのでしょうけれど、じっさいには“こまめに調整しましょう”のほうが効果的な気がします。

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