でたよ
長らくお待たせしました。原稿を書いた本人がそれを送った時期を記憶していないくらいの、『伝統都市3:インフラ』が公刊されました (^-^)//""
このシリーズの各巻は「I ひろげる」「II 考える」「III さぐる」という3部構成になっていまして、順に原稿枚数が少なくなります。IIIのばあい、400字詰め30枚という規定でした。アタシのような者には、短い文章のほうが気楽に書けます。80枚とかいわれますと、力んでしまうというか (^_^;)
都市インフラとしての監獄を書いていますけれど、対象はニューゲト監獄のみです。監獄がどういう都市インフラなのかと問われましても答えに窮するですが、どのような都市であれ、人が集まるところには治安維持、または平和が必要です。その必要な状態を実現させるのに不可欠な制度・組織の一つが監獄です、というくらいでしょうか。むしろ、ニューゲトに都市ロンドンからあたえられた役割の変遷をたどってみました。
※ちなみに、昭和堂の『近代イギリスと公共圏』でも「ニューゲト」という表記をつかいました。もっといえば、1990年の『史学雑誌』からこの表記を使用しています。
あの監獄内部図も、何とか白黒で表現して掲載されております (^^)b
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