ダウングレード権とサポート継続の疑問
マックに回帰してからは、あまりウィンドウズのことに関心がもてなくなってしまいました。その証拠に7マシンを1台も買っておりません。Windows 7 という OS に触れるのは、MacBook Pro に仕込んだ Pararells Desktop 5(つい最近にようやくヴァージョンアップを購入しました)からだけ。それも、Microsoft Office OneNote にある研究文献のノートを参照するときのみです。Evernote が日本語を認識するようになってからは、本当に徐々に、というよりものったりとデータをうつす作業をしていますから、進行は年単位かもしれないけれど、やがてはそういう機会もなくなっていくことでしょう。
とはいうものの、物欲はありますし、また、職業上、話題についていけなくなるのも困りますので、PC雑誌やニュースまでまったく読まなくなったわけではありません。ニュースを見る頻度は確実におちていますけれど、『アスキー・ドットPC』は定期購読をつづけています。
というわけで、おそらくアタシだけが気づかずにいたニュースですけれど、こんなのがありました。
Microsoft、Windows 7のダウングレード権を延長(リンク先が消滅するかもしれませんので、以下に全文引用します。)
米Microsoftは12日(現地時間)、Windows 7 OEM版のダウングレード権の期日を延長した。従来、Windows 7 Professional/UltimateのOEM版の、Vista Business/Ultimate、およびXP Professional/Tablet PC Editionへのダウングレード権の期日は、「Windows 7出荷後18カ月、またはWindows 7 SP1の提供のどちらか早い方」とされていたが、これを「OEM版Windows 7の提供が終了するまで」と改めた。
【7月20日訂正】記事初出時、DSP版のダウングレード権を延長するとしておりましたが、正しくはOEM版です。お詫びして訂正します。
このほかのダウングレード権に関しての変更はなく、Windows 7 ProfessionalやVista Businessのダウングレード権を行使したWindows XP Professional プリインストールPCの出荷およびダウングレード用メディアを同梱したPCの出荷は2010年10月22日までとなる。
OEM 版というのはパソコンにプリインストールされる OS のことですよね(たぶん)。DSP 版は何らかのパーツといっしょのやつ(おそらく)。アタシの MBP に入っているのは、フロッピディスクドライヴといっしょに売られてくっついてきた Windows 7 ですから、DSP 版です。
まぁ、○○版というのはわかりにくいですが、おどろいたのはそれではなく、あらためられた期日のほうです。プリインストールされる Windows 7 の提供がおわるのはずっと先のことでしょうから、それまで XP にダウングレードできるとなると、そのずっと先の時点まで XP のサポートがつづけられる、という意味になります。MS 社としては、すくなくとも7が売られているあいだは XP をサポートしなければなりません、てことですよね。
XP が売れすぎたがゆえの泥沼に見えませんか (/--)/
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