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プロフェッショナルギアスリムミニ(赤)

プロフェッショナルギアスリムミニ(赤……と黒もある……か)を入手しました。ペン先は14金です。ほかにも、ブルーとイエローのボディ色がありますが、これまでセーラー万年筆の製品はすべて黒を買ってきており、色の統一性という点ではどれを買っても例外になることはおなじだったので、アタシとしてはすこし冒険してみました。しかし、イエローはちょっと冒険心がすぎるかと ヾ(^。^*)まぁまぁ

↓ これまでのセーラー万年筆とならべたところ

20100917a


↓ 単独での1枚

20100917b

いまの手持ちのペンは基本的に21金をつかっていますが、このスリムミニの14金も悪くないと感じます。とくに、手帳に書きこむときは堅い感触がここちよいくらいです。それでいて、鉄ペンほど疲れないし。コストパフォーマンスを考えれば、Lamy Safari などはいけていますけれど、学生さんのレポートにコメントをつけていると、だんだん力が入りすぎて肩こりがひどくなってしまいます。

大学院生のころに買った14金の万年筆は、研究ノートをつくるのにつかっていました。ただ、それは卒業論文を書くのに活躍してくれた18金(パイロットだったと思います)をなくしてしまい、大学生協以外に文房具屋をまわるような余裕のなかった事情から買ったものです。ほんとうは中学生のころから愛用してきた18金がよかったですが、「虹のつどい」という、年に2回ひらかれる生協の大セールにでかけたところ、そこでたまたま万年筆が販売されており、単純に「極細がよいな」と考えて手に入れたのが14金だったというにすぎません。たいして試し書きもしていませんでしたから、あとからずっと書き味に苦しみました。それでも、10年ほど、つきあってくれましたから、それなりに愛着はわいたです。落としてペン先が壊れてしまったとき、かなりの喪失感をおぼえましたからね。

しかし、筆圧のゆるーいアタシが、短いメモをチョコチョコっと書くのには、多少は堅めのペンがよいのかも。

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