いただきもの(スコットランド史)
またまたまた同僚の方からのいただきものです。みなさん、本当に生産力が高く、また、アタシのようなものにも学恩をさずけてくださいます。ありがたいことです。
何度か来日をされている著者と直接の面識はありません。でありながら、とてもなつかしい名前です。学部生のとき、ちょうどE・P・トムスンの勉強をはじめたころ、彼の論文も収録されている論文集を大学院生の方からもらいました。その編者が T. C. Smout でした(もう一人は、M. W. Flinn)。編者の論文は収録されていなかったので、どういう研究者であるのかは知らぬままでしたが ヾ(^。^*)まぁまぁ
20年ほど前、スコットランド史研究者の方の留学時代の先生であったと聞きました。その方に「イングランドをやっているのに Smout の名前を知っているのは例外的」などといわれましたが、まったくの偶然ですし、名前だけ知っていてもしかたがありません。
というわけで、せっかくいただいたので、勉強したいと思います。
T. C. スマウト(木村正俊監訳)『スコットランド国民の歴史』(原書房、2010年)。
※このタイトルは、J・R・グリーンの著作の邦題を意識してのことでしょうか。
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