いただきもの(著者献本)
林田敏子・大日方純夫(編)『近代ヨーロッパの探究13 警察』(ミネルヴァ書房、2012年)。
私的な仕事おさめをして、アピタ静岡でスタバおさめをして帰宅しますと、↑が届けられていました。著者献呈分なのではやめにいただけます。一般書店の店頭には1月下旬から2月初旬にならぶ予定ですが、献呈させていただくみなさまには年明け、出版社から順次にとどけられるとのことです。
思えば、この話をいただいたとき、オイラは出題委員の1年目でした。出題者の部会で林田さんの配偶者さんから「電話がいきますので、よろしく」といわれた場面をおぼえています。「犯罪や刑罰はあつかってきたけれど、警察はやったことがない」と一度はお断りを入れたのですが、新潟の日本西洋史学会で「研究史の整理くらいなら」とおひきうけしました。
それから、4年半あまり。これほどに時間がかかってしまったのは、ひとえに原稿が遅かったオイラの責任でしょう。出題委員の2年目とか、個人で得ていた科研の締めとか、別の論集の企画とか、さらには、はじめての手術&二度目の手術とか……。
でも、そのたびにコーディネータ(編者)は「体調をくずしているかたがいらっしゃいます」とかばいながら、辛抱強く待ってくださいました。「まずはお身体を」とはげましてもくれました。一度だけ、知らないところでトラブルが生じたとき、「おわりよければすべてよし、でいきましょう」とのんきなメールしたところ、とてもよろこんでいただけたのが、オイラの貢献のすべてです。
林田さん、本当にありがとう&おつかれさま。
正本さん、長井さん、はげましながら待ってくれてありがとう。
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