いただきもの(聖ジョージの日)
意外なところから学問的ないただきものをしてしまいました。しかも、ウェブログを書いて登載するのがおそい ヾ(^。^*)まぁまぁ
科研Bでごいっしょした研究代表者からは、静岡に住む身として考えなければならない課題にかかわる論集をいただきました。個人的には、大きな方針として浜岡をすべて廃炉にすべきであり、ただし、その前提のうえで期間を明示して再稼働させるのはやむをえないと考えています。脱原発社会を口にした首相を追いやった有権者・国民ですから、いやよー ( ̄ロ ̄= ̄ロ ̄) だけではすまない。
若尾祐司・本田宏(編)『反核から脱原発へ——ドイツとヨーロッパ諸国の選択』(昭和堂、2012年)。
つづいて、「伝統都市」4巻本で参加させていただいた都市史研究会から年刊の雑誌をいただきました。今回のは、まさしくその論集「伝統都市」の評価です。お声をかけていただいたときから、何となくナイーヴな感じのしていたこの企画、いったい「伝統都市」と「現代都市」の二項対立的な措定(ディコトミ)は成立していたでしょうか。……でも、書いちゃったものはしかたないじゃん。
都市史研究会(編)『年報都市史研究19:伝統都市論』(山川出版社、2012年)。
あと、抜刷でいただいた
伊東剛史「『マーティン法』の余波――19世紀イギリスにおける動物福祉の法制化と世論形成――」『金沢学院大学紀要』10号(2011年)
は、たいへんおもしろく拝読しました。市中とりしまりにでかける議員ですから。
聖ジョージの日前後はやはり読書欲をそそるいただきものがふさわしい。
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