いただきもの(忘れないでいてくださる旧友より)
寄稿者の方々からいただきました。本当にありがとうございます。いずれの方も10年以上前からおつきあいのある方ばかりです。忘れないでいてくださることに、うまく感情を表現できることばがありません。
職場の窓からは毎日のように海が見えます。けれど、資料や文献の世界ではあまり海を意識しません。検討している材料が都市内に生起する事件のことが多く、川はときに舞台となるものの、海は現場になってこないからでしょうか。死刑囚は恩赦嘆願状のなかで海を越えた先に流刑されることを望んだりするですが、具体的にならないです。
海は隔てるものでなくてつなぐもの、と学部生のころにうけた師匠の「18世紀マンチェスタ社会論」ではならいました。思いだしつつ、読ませていただきます。
金澤周作(編)『海のイギリス史――闘争と共生の世界史』(昭和堂、2013年)。
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