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いただきもの(同期生)

はや30年がすぎようとしている大学時代を同期生としてすごした方からいただきました。旧臘にはこちらの職場で特別講義をしていただき、また、事務局につとめているもうひとりの同期とたわいもない会話を楽しんだ方です。アタシが最初の就職先にいて、かれが美術館勤めをしていたときに結婚され、アタシとおなじ姓になりました。奥さまと名前の最初の漢字がおなじだったりします (/--)/

学生時代から研究なさってきたニコラ・プッサンの絵画を読み解いた著作です。もはや理由は思いだせないですが、なぜだかかれの修論の要旨をアタシのワープロで印刷したとき、この画家の名前をはじめて知りました。旧臘の特別講義もプッサンをとりあげたものです。構図やモチーフや表象や流派、それに技術、絵画を論じるにはいろいろと足りないことを自覚しつつ、それでも絵はおもしろくて、見るのが好きなので、「えい」とばかりに授業にとりいれてしまっている/それを主題にしてしまっているですが、こうした本格的な著作で勉強しなおさなければなりません。「なりません」宣言だけが連なってゆかぬよう、銘記しておきたいというわけです。

いただいてからすこし時間が空いてしまいましたが、ありがとうございます。

20140329

栗田秀法『プッサンにおける語りと寓意』(三元社)。

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