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August 2014

寒蝉鳴く日に

昨日の8月12日は七二候の第三八「寒蝉鳴く」のはじまりの日でした。立秋をすぎてかすかにでも秋の気配を感じるころでもあります。赤とんぼが舞ったり、ツクツクボウシが鳴いたり、風が室内を抜けたり、ちょっとしたことから季節の移ろいを会話にするでしょう。朝な夕なに賤機山や臨済寺の方角から聞こえてくるカナカナカナの鳴き声に、みんみん蝉やあぶら蝉とはちがう静穏を聞きとってしまうのは、ヒグラシのほうがこれら2種よりも先に鳴きはじめていることを知らぬ人間の勝手な思いこみによるものでしょうか。

大学時代にあった御巣鷹の事故はいつまでも記憶にのこっていますが、この日は幼いころからかわいがってもらった叔父の命日でもあります。叔父叔母夫妻には子どもがなく、かわりに兄の子である甥と姪を何かと気にかけてくれていました。そして、大好きだった祖母とおなじかぞえ56歳で、しかもおなじ8月のなかばに逝ってしまった(祖母の命日は8月15日でした)。ヒグラシに感傷的になるのはしかたありません。静かに、あまりうごかず、話さず、すごしました。

5年前に脳血管の手術から退院したとき、祖母や叔父の年齢までは、と誓いました。親父の逝った年齢(62歳)までは……、とりあえず、50歳代なかばをむかえられてからですな (^_^;)

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いただきもの(海賊)

書類仕事に追われる日々です。あれを片づければこれが必要になり、それを終えれば別のそれがはじまり、障害物マラソンというか、10種競技の同時連続進行というか、いろいろとかなわんなぁ、てな気分にもなってまいります。

そうしたときにも、そういうときにこそ、原点にもどってみることが必要なのでしょう。まずは、辞書をひきながら文献や史料を読み、地図上にピンを立てたり、印をつけたり、記述から建物の姿を想像したりした、一つ一つがバラバラで何の意味をもなさないようなものが思いだされます。名古屋の本山界隈ですごした日々もまた、そうした散漫なもののかもしれません。もどりたくはないですがね ヾ(^。^*)まぁまぁ

名古屋の関係者の方々がなさった訳業をいただきました。本山界隈をともにした時間はあまり長くありませんが、いまも学会・研究会では親しくしていただいています。日常に追われながらもやるべきことがある、と思いださせてくださるようなお仕事です。先日に紹介した近世イギリス史研究会の書評本ともかかわって、笠井さんの文献解題はしっかりと読まれてしかるべき部分となっています。

ありがとうございました。

20140812

マーカス・レディカー/和田光弘・小島崇・森丈夫・笠井俊和(訳)『海賊たちの黄金時代――アトランティック・ヒストリーの世界』(ミネルヴァ書房、2014年)。

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近世イギリス史研究会2014年度例会の暫定プログラム

事務局をご担当の方からいただいたメールです。一部の情報を削除して、以下に引用します。


近世イギリス史研究会会員各位

近世イギリス史研究会事務局の中村です。
さて、本年度の例会の暫定プログラムが決まりましたので、ご連絡申し上げます。正式のプログラムならびに
出席確認についての連絡は、9月上旬にあらためてご連絡申し上げます。後期が開始した直後でご多忙のことと存じますが、ご出席たまわりますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

   記

日程:2014年10月11日(土)、12日(日)
会場:早稲田大学早稲田キャンパス26号館302会議室
アクセスマップ:http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html

第1日目(10月11日、15:00〜19:00)
合評会 Shinsuke Satsuma, Britain and Colonial Maritime War in the Early Eighteenth Century: Silver, Seapower and the Atlantic (Woodbridge: Boydell Press, 2013)
評者 伏見岳志氏(慶応義塾大学)・金澤周作氏(京都大学)

終了後、懇親会を予定しています。

第2日目(10月12日、10:30〜15:30)
個別報告
金崎邦彦氏(早稲田大学大学院)
「ロイヤル・ネイヴィーにおける強制徴募(仮)」
鹿野美枝氏(立教大学大学院)
「小ピット政権初期のインド政策、1783-93年(仮)」

なお、報告題目や開始時間等は暫定的なものですので、今後変更する可能性もあります。

以上、ご連絡申し上げます。


中村 武司
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弘前大学人文学部・人文社会科学研究科准教授
〒036-8560 青森県弘前市文京町1

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