いただきもの(百万遍、Royal Holloway,DNC)
力作をいただきました。
著者とはじめてごあいさつをかわしたのは、百万遍にあった学生研修センターでのことでした。あつまりが近社研だったか、生活史研だったかはさだかでありません。ふくよかな笑顔が印象にのこりました。
再会したのはロンドンでのこと。「あとがき」にも書かれているように、ロンドン大学で1年間の在外研修をなさって、そのおわりに研究報告がひらかれたときです。たまたまBLでペニと話す機会があり、出席するように誘われました。たしか、大橋さんといっしょに聞きにいったはずです。報告の最初に聴覚を悪くされたといわれて、心配しました。
3回目のごあいさつはDNCでした。あとから入社したアタシが、1年のあいだ、頼りっぱなしになったのはいうまでもありません。着実に仕事をこなすところにお人柄を感じました。
奥さまには静岡で授業をしていただいたので、今度はぜひとも著者をお招きしましょう。株式や債券はしらべるとおもしろいですが――その意味では法制もおなじ――、素人の学生にはむずかしく聞こえます。そこは、まぁ、にこやかに。
古い友情と多大な学恩に感謝します。ありがとうございました。
坂本優一郎『投資社会の勃興――財政金融革命の波及とイギリス』(名古屋大学出版会、2015年)。
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