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花は咲く

前の記事を書いてから雨がふり、染井吉野は散りましたが、一葉や紅豊、御衣黄や鬱金が盛りをむかえました。ゼミの学生と美術館カフェにケーキを食べにゆき、帰りに御衣黄を見あげたのが火曜日のことでした。

熊本の地を地震がおそったのはその2日後です。2005年の夏に家族で長崎から熊本を駆け足でしたが旅しました。水や木々の美しい城や公園をまわったのをおぼえています。古い建物がのこっているところは自然の脅威を感じさせない安心をもたらすものでしょう。静岡に住む者として、ちょっとうらやましかった。

でも、そうではなかった。

一度目のM6.4は静かにおちついて対応しているかのように見えました/自分がそう見たかった。余震もそのうちに減ってゆくだろうと希望的に想像していたかもしれません。16日未明のM7.3が本震になるなど、予想もしていませんでした。大分からも地震のニュースがはいってくるようになって、いまはただ、かの地の方々、とくに、旧い友人たちのぶじと安全を祈るばかりです。

いっしょに花をながめる日がくることを願います。

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