いただきもの(スペイン文学)
10年ほど前に二度の手術をしていらい、アルコールを摂取することがめっきりとなくなりました。妻さんと旅行するときでさえも、「やめとくね」ということもあります。しらふでいるには辛いと感じないわけではないですけれど、そこはそれ、甘味という友だちもいますから、何とかなるものです。
それ以前はどういう感じであったかといえば、季節の節目に深更まで飲みに出かけることがありました。食通でお酒にもくわしいよき友だちがいてくれましたから、それはそれは楽しい機会でした。そのよき友だちの一人がいただきものの訳者である方です。
転出されてからも年賀状のやりとりはつづいていますし、いまでも静岡にいらっしゃると顔を出してくださいます。ありがたいことです。独特の声と話し方ですから、いらっしゃったときには「こんにちは」でわかります。「え〜、なんでわかるんですか」と不思議そうですけれど、わかるものはわかるですよ。
2冊目の訳書をいただきました。充実した研究生活を送っておられるようです。励みになります。ありがとうございました。
バリェ=インクラン(大楠栄三訳)『独裁者ティラノ・バンデラス 灼熱の地の小説』(幻戯書房)
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