ツイートで語るデカダン生活
前の記事の学位記授与式が遠い過去のようにも感じられる今日このごろです。ひと月半以上も前のことですから、あたりまえといえばあたりまえの感懐でしょうが、しかし、この期間はご多分にもれずあれこれのことがありすぎました。好ましいかどうかはまだこれからの判断です。
職場では3月24日の教務にかんする会議で、前期を遠隔授業でやりとおすことが決められました。そのときはこういうつぶやきをしています。
https://twitter.com/kkurita/status/1242404853516619777
https://twitter.com/kkurita/status/1242462321781256197
まだ斜にかまえている雰囲気が感じられるとおり、余裕がありました。研究費の残高のあることを心配したり(次年度に減額されるかと思っていたら、予想外の倍額OKとなってどっひゃー)、議会報告書のまとめを継続していたり、ガイダンス会場の変更の協議をしたり、消毒液がなければ石鹸をさがそうとかいう会話をしたりして、まだまだ対面でおこなわれる行事が可能であろうと楽観視していた時期でした。しかし、その一方でツイ友たちから入ってくる情報や留学している学生にたいして要請される対応から、やっぱり変わらなきゃ、的なそなえをはじめたころでもあります。たしか、Zoom に代表されるオンライン会議システムをゼミ生相手にはじめて試したり、昨年度に試験的にいくつかの科目で導入した Google Classroom* を本格的に稼働できるよう、G Suite の契約をずっと放っておいた無償版から有償版に変更したのを記憶しています。
※Google Classroom について昨年度の「歴史学入門」と「国際言語文化入門」の受講生さんには、感謝のことばもありません。
3月27日には学生にたいして入学式の中止や授業開始の1週間の延期が発表されました。でも、ガイダンスや健康診断はおこなわれるとしています。ガイダンス資料をととのえはしましたが(なぜかこの事態に対応するため、引退するはずであった院・教務を継続しています)、結局のところ使われていません。PDFファイルに変換して配布されたはずなので、院生諸氏におかれては熟読されたし。
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4月に入ると各地の同業者がオンライン授業、遠隔授業、学生の入構禁止をうちだしはじめました。たぶん、わが社もそうなるだろうと覚悟をきめ、授業の再編を考え出したころです。やりはじめてからでなく、やる前から、遠隔授業はいまの授業計画や展開、方法をまったく変えなければダメだという確信だけはありました。それだけは自分をほめてやりたい ヾ(^。^*)まぁまぁ
4月はじめにはこういうつぶやきをしています。
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Zoom を試しましたが、あれは会議に参加しようとしてアクセスすると独自のアプリをダウンロードさせようとうながすところで×です。マルウェアとどこがちがうんでしょうか。せめて、Webex のようにブラウザの選択肢も明示してほしいし、Google Meet ならブラウザで完結します。てことで、Zoom 授業はやらないことに決めました。のちに、出稼ぎ先からネット環境を考えてオンライン会議システムはやらないと通知されたこともあり、いまだに職場の Zoom アカ争奪戦には参加していません。
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腹を決めればあとはうごくだけです。危機感をもって行動を変え、専守防衛はりねずみ作戦を敢行します。自分のため、というのはもちろんですが、約束された方法で、約束された内容を、教育されるべき学生への義務を果たすため、でもあり、自分にできるうるかぎりのことを走りながら考える踏ん切りでもありました。
やっていることは試行錯誤の連続です。
https://twitter.com/kkurita/status/1248826051519590400
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https://twitter.com/kkurita/status/1250364719807922176
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Skype のやりとり実験につきあったりもしました。それはそれで楽しかった (^^ )
4月17日には緊急事態宣言が全都道府県に拡大されました。それうけて職場でも、まず理事長から、ついで学長から発表があり(遅いけれど)、20日からの在宅勤務がはじまったです。
17日以前には月曜から土曜日までの週6日は職場におり、日曜日だけは休む生活でしたが、逆転して、基本的に週1日だけ、それも2,3時間ほどしか職場におらず、残りは基本的に在宅する日々を送っています。でかけるときにはこのような装束です。
https://twitter.com/kkurita/status/1255652988514742272
在宅勤務(タッキン)のあいだに何をしているかといえば、ただひたすらに授業の準備しかしていません。一日に一度だけ近所を散歩しますが、それ以外の時間はPCに向かっています。非常勤講師の分もふくめて4コマなのでまだ何とかなりますが、読みあげて録音するためのテキストをつくり、スライドにあわせてしゃべり、授業後の課題を設定し、回答への回答を用意し……、などとやっていると、あっという間に時間がすぎる、文字どおり、「あっ」という間です。このままのやり方で8月中旬まで走れるかどうかは予断をゆるしません。
ですが、タッキンになって二つのよいことがありました。一つは通勤時間がゼロになったことです。みかん号(うちの AQUA)で自動車通勤して自由でしたが、小一時間とはいえゼロになったのは、意外なくらいに安楽をもたらしてくれました。きっと運転の緊張からも解放されたからでしょう。
もう一つのよいことも緊張からの解放です。
人、とくに同僚と会わずにすみます。陰の仕事などがまわってきませんから、これってサイコーですよ ( ̄* ̄) ひみつ
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