長月二十日のころ(徒然草第三二段)
本日は「敬老の日」です。自分の誕生日でもあり、おまけに sexagenarii の仲間入りを果たしました。「橋から(de ponte)」は写真を撮ったていどでした。
秋の彼岸の入りをむかえました。国民の祝日に関する法律によれば、秋分の日は
秋分日 祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ。
とあります。春分の日が
春分日 自然をたたえ、生物をいつくしむ。
となっているのとくらべると、お墓へゆく動機づけになります。
というわけで、祖父母と父母の墓と叔父の墓のある、実家の近くのお寺へいってきました。小・中・高の友人のおとうさんで、大学受験のころにいろいろとお世話になった方の墓もあります。それぞれに手をあわせて、しばらく思い出をたどりました。あまり長居をしなかったのは、ただたんに天気がよくて暑かったからです ( ̄。 ̄;)
お寺とそのまわりでは曼珠沙華が咲いていました。記憶のなかのこの花はどぎつい赤ですが、このごろは白さも入るものでしょうか。富士山も見えましたし、いちばん高いところの墓地までのぼりましたから、清水港のほうも展望できました。
こういう田舎育ちです。
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