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2週連続の選挙@静岡

さてさて2週連続の国会議員の選挙日となりました@静岡です。24日に投開票された参議院議員補欠選挙においては、補欠を生じることとなった県知事選挙で当選なさった現知事の応援もあって、もっともお若い方が当選する結果となりました。しかし、参議院議員を辞職して知事選に立候補なさった方がそのままに補欠選挙に出てくると思っていましたから、おやおや交替ですかと意外な感をいだきつつ、“あの人はいま”ののぞき見趣味的な興味をもってしまいました。サイトも更新されていないようですし、その後はお顔を見かけないですね。

31日には国政選挙である衆議院議員選挙があります。期日前投票で二つともすませてしまうことも可能でしたが、しかし、区役所へゆくのも億劫でしたから徒歩でいける圏内の小学校へと投票に向かうつもりです。昨日にはY売新聞の世論調査の☎が入ってきて、ちょうど手が離せないことをやっていたので、機械音声が話す途中で切ってしまいました :-P

とにかくさ〜、めんどうがないようにしてほしい。ゼミのOB・OGたちのなかには、県や市町の地方公務員としてはたらいている人たちもいて、それなりに消耗しているようです。COVID-19 の感染は下火になっているようですから、その点では作業する不安も小さなものでしょうけれど、休みがとぶのはいかがなものでしょう。

ところで、衆議院選挙のほうは任期ぎりぎりの解散となり、いちおう首相が解散権を行使したことになっています。「解散権は総理の大権である」というような発言を誰かさんもおっしゃっていました。大権を行使したとかいうと、なんとなく大仰な表現です。憲法上は天皇陛下の国事行為であり(第7条)、形式上は詔書が下されて解散になります。とはいえ、天皇は国政に関与する権限をもっていませんから、首相および内閣に解散権があると解釈するのが妥当でしょう。でも、解散権が実質的にそのときの与党にあるのは適切かどうか、アタシにはわかりません。

不信任決議がとおったわけではないですから、解散の時期をきめるのは総理≒政権党の総裁です。これまでも勝てる時期を見計らって、ときには目に見えるのはたったひとつの争点しかない状態で総選挙がおこなわれました。そもそも、総選挙のときに争点はいるか。今回の選挙戦を見るにつけても、争点なんかないじゃん。@静岡ではリニア問題が知事選から継続して参院補選へ、参院補選から総選挙へ来ているようですけれど、それもものはいいようで、どうもちがうというコメントをするニュース解説者もいます。で、結局のところ、投票する判断材料は候補者がうちだしている政策と現在の自分のおかれた状況と過去の候補者およびその所属政党(もちろん、無所属もあり)のおこなったことになります。

と考えてきて、勝つための党略をゆるして解散するのでなく、参議院のように任期ごとにきっちりとやればよいように思えてきました。もちろん、内閣不信任決議が成立したときや衆議院がみずから解散を望んだとき(過半数とか、3分の2以上とかで解散を可決する)には解散もありです。通常であればいまの任期の4年で、そのたびに4年間の実績を判断し、つぎの4年間を託する政策をくらべあうシステムにできないものでしょうか。これって、イギリスでも成立したシステムですよね。

与党、政権党が過去の4年がなかったかのように実績を示さず、先のまだ決まっていないことを誘蛾灯のようにちらつかせ、野党の側もまた何をなしたかを(何もなしていないのか)分析せずに、ただ「変えましょう」しかいわない選挙を見るのは悲しい。アタシの1票はどこにいくかな ヽ(。_゜)ノ

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