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転居

6月15日いらい、ながらくのごぶさたをしました。前回の直前からふだんの業務にくわえて二つのことが同時に進行し、時間にも、こころにも余裕をもてませんでした。そのひとつが転居です。

今の住居(職員住宅)に入ったのは1999年3月30日のことです。その1年半前からいまの職場にいましたが、地元出身者の利を活かして実家からの通勤でした。毎週の月曜日の夕方に実家へきて、金曜日の夕方に家族のところへもどる、実家へ単身赴任というか、週末家族というか、30歳代なかばであったからこそできたのでしょう。乗っていたスタ坊(中古のスターレット)はかなりへたりましたし、冬の夜の高速道は吹雪くなかをノーマルタイアで突っ走るような無茶もしました ヾ(^。^*)まぁまぁ

入居したとき、高い棕櫚の木がありましたし、おとなりのK先生(のちに学長、県教育長)のお宅はいつも花が咲いていました。引っ越した当日に部屋の前の住人の先生から「お花のゆたかな○○住宅へようこそ」といわれた記憶があります。残念なことにハナミズキは立ち枯れてしまっていましたけれど、いまでも生け垣の山茶花や雪柳はこれでもかというくらいに咲きほこります。

この4月で入居24年を迎えました。そのまま定年退職まで住みつづけると何とはなしに予想しており、33回目の結婚記念日もいつものようにすごすはずでした。住宅の前にあった住友関連の社宅がとりこわされて新築の住宅になり、この近所に住みつづけたいならとカタログをもらいましたけれど、まぁ、それなりの価格ですから、「無理だよ」で落ちついたしだいです。

ところが、ひょんなことで「いくらなら出せるだろうね」という話になり、妻さんと二人で出せる金額の中古住宅をさがしたところ、徒歩15分ほどの圏内に数件の物件が見つかりました。そのうちの1件を内見したところ、築年数もわりと新しく、生活環境も悪くはなく(変わるところは変わるので不便さがないとはいえない)、「よいかも」という流れになり、購入を決めてしまいました。そこからは流れに身をまかせて2か月ほど、知りあいの税理士さんに相談したり、室内のレイアウトを考えたり、断捨離という名の終活をしたりして、ついに8月のはじめに一軒家の所有者になったしだいです。

ちなみに、当然のことながらローンを組むことはなく、現金支払いでした。いままでに経験したことがない、そして、おそらくはこれからも経験しないであろう額のお金をうごかしましたから、すばらしくはげしく緊張しましたよ ヾ(^。^*)まぁまぁ

9月のはじめに引っ越しをします。正直なところ、この年齢であたらしい近所づきあいをするのはしんどいところがあるですけれど、しかたがありません。散歩コースも変わりますし、なじみのパン屋や和菓子屋は遠くなります。通勤経路やふだんの買いものをするところは大きな変化はないので、すぐに慣れることでしょう。何より、小学校低学年のころには自宅にいたネコ、あるいは大学生のころにいたイヌのどちらかを飼えそうなのが楽しみです。たぶん、ネコでしょうね (=^..^=)ミャー

落ちつきましたら新居の紹介記事を書くかもしれません。またしばらくのごぶさたをどうぞご海容くださいますよう、お願い申しあげます。

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