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November 2023

こまちが家にやってきた(Oh when KOMACHI goes marching in)その2

11月3日までの期間は待ち遠しくもあっという間にすぎました。トイレと猫砂、ごはんであるカリカリ(ドライフード)とおやつのチュール(まじで最強)、ちょっと背を高くした食器(平皿よりも楽なので食後に吐くことが減る)、ねこちぐらのようなベッド、まさかのときの AirTag(これはポイントの残りで買えた)、おなじくまさかのときのキャリなどです。ケージは、譲渡会の会場でも、ねこ好きのゼミ卒業生や妹にたずねても、いるという方ととくにはいらないという方がいて迷いました。でも、家には先住猫さんはいないので、なしでもよいかということに尚さんと一致し、購入していません。ちなみに、保護主さん(Instagram をフォローしています)はとくにいらない派でした。

11月3日(文化の日)の正午近くに保護主さんに連れられてこまちが家にやってきました。キャリを開けてもらうと、すぐさまあちこちを探検に出かけます。猫の習性とのことでした。そのあいだに保護主さんから今日のおしっこのかたまった猫砂、いままで食べていたカリカリ、チュール(まじで最強のおやつ)、用意してくださったおもちゃをうけとり、書類を確認し、もどってきたこまちの爪切りを実演していただくと、いよいよトライアルの開始です。保護主さんがお帰りになると、こまちの姿もどこかに消えていました。尚さんとふたりでさがしまわり、ようやく子どものベッドの下奥にひそむのを発見するまで、えー、どこかの窓が開いていたとか、ドアを開いてしまったとか、逃げちゃったかなと不安であったのはいうまでもありません。

その日のこまちはごはんも(まじで最強のおやつの)チュールも水もとらずという状態でした。ずっとベッドの下奥にいて出てきません。ところが、みなが寝静まったころ、部屋のドアをあけておいたらあちこちに出没したようです。鳴き声が聞こえましたし、尚さんがトイレでうんちも発見しました。保護主さんのところにわりと長くいたせいか、トイレは最初から完璧でした。えらいぞ、こまち!

4日には朝から窓の枠のところにいたのを尚さんにつかまり、リビングへと連れてこられました。それから1日、いっしょにいたのはアタシです。それでも、今度は尚さんのベッドの下奥にもぐりこみ、なかなかに相手をしてくれません。でも、チュールは完食してくれましたし、そのついでに1本指で鼻を触らせてもらいました。においをおぼえてくれたかな。

そろそろ夕暮れの時刻にこまちをなかば強引にひきだして抱っこしました。鼻をさわり、耳のうしろや額のあたりを撫でると、あの「ごろごろ」の声が聞こえるではありませんか。人語を解するはずはないですけれど、「こまち、来てくれてありがとう」とくり返していました。初だっこと初ごろごろの画像です。↓
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11月5日には、ついにこまちが食器からカリカリを完食してくれました。少しずつうちの子になってくれています。
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とはいえ、こまちは照れ屋さんですし、ちょっかいを出すほどに仲良くなってはいません。

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ただし、夜にはけっこう活発に遊びまわっているようで(夜遊び娘)、おもちゃの音も鳴き声も首輪の鈴も聞こえますし、夜食のようにカリカリをたいらげ、水を飲み、トイレを使っています。猫は夜行性ですから当然といえば当然ですけれど、いっしょに遊びたいとも思います。

職場の同僚からいわれたことがいまのすべてです。
「もうどうでもよいくらいにしあわせですよね」

はい、しあわせです。

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こまちが家にやってきた(Oh when KOMACHI goes marching in)

前回以上にまたごぶさたしました。すこやかにおすごしでしょうか。怒濤の転居&諸届においまくられ、ビンボーひまなしモードです。
そういう毎日でしたけれども、11月3日にこまちが家にやってきました。この仔猫(生後6か月ほど、♀)です。
Komachi10
前回の投稿の最後で「たぶん、ネコでしょうね (=^..^=)ミャー」と記したとおり、家族になってくれるようにつとめています。

転居後でもっとも難儀したのはTV&インタネットでした。最初に転居から2日後の工事を約束していたCATV会社が、工事の1日前に連絡をしてきて2,3週の延期となり、その2日後には1.5月から3か月、最後には6か月先の開通といわれてさすがにキレました。解約金を支払うのはしかたがないけれど、見通しの甘さを「詫びるくらいはしてほしい」ともとめました。そのときに「上申します」と返答したきり、まったく音沙汰はありません。このあたりをとおる在来線とおなじ名前の会社の系列です。

40日間にわたってTVもネットもがまんして、ようやく10月なかばに両方とも開通しました(ここでもちょっともめごとが、( ̄。 ̄;)
それでもこころにも生活にも余裕がうまれたのはよいことです。玄関先のローズマリを剪定したり、雑草をとったり、家のまわりを散歩したり、免許証や車検証を変更したり、まあまああれこれをかたづけていたところ、ふと Instagram を見ますと、「ねこの輪」さんが譲渡会をお知らせしているではありませんか。フォローしていた方(kemu)の投稿でした。

保護猫をあずかることは、転居をするのに尚さんと決めていたことでした。そこで10月22日(日)の午後に古庄のひかり市民センターでひらかれている譲渡会へと出かけることにしました。みかん号のナビが示した道順でゆくと、会場はとてもわかりにくいところにありました。ひきかえして逆方向からゆくと、看板も出ていて、駐車場までていねいに案内されます。室内へ入ったのはほとんどおわりかけに近い時刻でした。

ケージに入ったいろいろな仔猫や成猫がいます。あとからうかがいましたけれど、5月から10月くらいまでは仔猫が圧倒的に多いとのことです。繁殖期ですからね。どの子も個性があって、かわいらしくて、それなのに保護猫(a rescued cat)になって、今日まで生きのびて、とか考えたらこちらを笑顔にしてくれます。

譲渡会へゆくのは見学だけでもおすすめです。

いくつかのケージの前で見学させてもらいました。こまちと会ったのはひとしきり保護猫を見学したあとでした。尚さんが話をしていた会の運営の方から教えてもらい、「仔猫のいる年末年始もよいですよ」といわれ、保護主さんからお話を聞き、さらには抱っこまでさせてもらうと、もう何というか、ひと目惚れ状態です。さらに、まさかのトライアル提案をうけ、まさかの受諾までしてしまうとは、いやはや何というめまいのするような展開でしょうか。

その後にさらにこまちのことをうかがい、おとなしい性格で、猫風邪のためにもっともかわいいころの譲渡会にでることができず、いまは先住猫からちょっかいを出されることが多いのであたらしい環境がよいといわれました。トライアルの開始を文化の日と決めたのは、3連休をつぎこめば何とかなるかもと計算したからでした。10月22日(毎月22日は「にゃんにゃん」で猫の日です)から10日あまり、楽天市場や近くの「ペットプラザ」さんでいちから必要なものをそろえてゆきます。保護主さんから送られてきたこまちの写真をはげみにしました。美人さんでしょ (o゚▽゚)o

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