« こまちが家にやってきた(Oh when KOMACHI goes marching in) | Main | ごえもん参上 »

こまちが家にやってきた(Oh when KOMACHI goes marching in)その2

11月3日までの期間は待ち遠しくもあっという間にすぎました。トイレと猫砂、ごはんであるカリカリ(ドライフード)とおやつのチュール(まじで最強)、ちょっと背を高くした食器(平皿よりも楽なので食後に吐くことが減る)、ねこちぐらのようなベッド、まさかのときの AirTag(これはポイントの残りで買えた)、おなじくまさかのときのキャリなどです。ケージは、譲渡会の会場でも、ねこ好きのゼミ卒業生や妹にたずねても、いるという方ととくにはいらないという方がいて迷いました。でも、家には先住猫さんはいないので、なしでもよいかということに尚さんと一致し、購入していません。ちなみに、保護主さん(Instagram をフォローしています)はとくにいらない派でした。

11月3日(文化の日)の正午近くに保護主さんに連れられてこまちが家にやってきました。キャリを開けてもらうと、すぐさまあちこちを探検に出かけます。猫の習性とのことでした。そのあいだに保護主さんから今日のおしっこのかたまった猫砂、いままで食べていたカリカリ、チュール(まじで最強のおやつ)、用意してくださったおもちゃをうけとり、書類を確認し、もどってきたこまちの爪切りを実演していただくと、いよいよトライアルの開始です。保護主さんがお帰りになると、こまちの姿もどこかに消えていました。尚さんとふたりでさがしまわり、ようやく子どものベッドの下奥にひそむのを発見するまで、えー、どこかの窓が開いていたとか、ドアを開いてしまったとか、逃げちゃったかなと不安であったのはいうまでもありません。

その日のこまちはごはんも(まじで最強のおやつの)チュールも水もとらずという状態でした。ずっとベッドの下奥にいて出てきません。ところが、みなが寝静まったころ、部屋のドアをあけておいたらあちこちに出没したようです。鳴き声が聞こえましたし、尚さんがトイレでうんちも発見しました。保護主さんのところにわりと長くいたせいか、トイレは最初から完璧でした。えらいぞ、こまち!

4日には朝から窓の枠のところにいたのを尚さんにつかまり、リビングへと連れてこられました。それから1日、いっしょにいたのはアタシです。それでも、今度は尚さんのベッドの下奥にもぐりこみ、なかなかに相手をしてくれません。でも、チュールは完食してくれましたし、そのついでに1本指で鼻を触らせてもらいました。においをおぼえてくれたかな。

そろそろ夕暮れの時刻にこまちをなかば強引にひきだして抱っこしました。鼻をさわり、耳のうしろや額のあたりを撫でると、あの「ごろごろ」の声が聞こえるではありませんか。人語を解するはずはないですけれど、「こまち、来てくれてありがとう」とくり返していました。初だっこと初ごろごろの画像です。↓
20231104-183115

11月5日には、ついにこまちが食器からカリカリを完食してくれました。少しずつうちの子になってくれています。
20231105-121218

とはいえ、こまちは照れ屋さんですし、ちょっかいを出すほどに仲良くなってはいません。

20231105-120608

ただし、夜にはけっこう活発に遊びまわっているようで(夜遊び娘)、おもちゃの音も鳴き声も首輪の鈴も聞こえますし、夜食のようにカリカリをたいらげ、水を飲み、トイレを使っています。猫は夜行性ですから当然といえば当然ですけれど、いっしょに遊びたいとも思います。

職場の同僚からいわれたことがいまのすべてです。
「もうどうでもよいくらいにしあわせですよね」

はい、しあわせです。

|

« こまちが家にやってきた(Oh when KOMACHI goes marching in) | Main | ごえもん参上 »