レイム・ダック(lame duck: 足の不自由なアヒル、死に体)

あまり大きな声でいいたくはないけれども、なんか腹立たしいので書いてしまう。

年齢の関係で一期かぎりの代表が選ばれた。それはそれでやりたいことがあればつとめればよい。職分のかぎりで協力もしよう。

ところが、のっけからあっけにとられることがあり、それからどうもやることなすことに疑いの目をむけてしまう。のっけにあったのは、ちがう集団にたいしておなじ話であいさつをしたことであり、両方を耳にするものは少なかったとはいえ、これまでの代表にはなかったことであった。聞かれなければごまかしてよい、ような心性があるような気がした。

いらい、何かと気になるのは、自分の判断の根拠を示さない独断ぶりである。「誰が見ても」とか、「わたしは反対だ/賛成だ」しかいわないとか。それでこじれると「わけがわからない」と放りだす。

のっけからレイム・ダックであったから、もうすっかり放りだしたらよいと思う。

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COVID-19 症状

すでに還暦をすぎておりますから、症状はそれなりに出ました。ワクチン接種の機会は一度も逸することなく、ふだんから検温とマスク装着をこころがけていたおかげか、それとも、そうしたことをやっていてもなおか、どちらであるかは不明です。いまになって省みますと、無症者とはほんとうにいるものかと考えさせられます。

アタシの場合では、症状は順番に出てきました。最後のは、出勤停止5日間をすぎ、さらにマスク装着の5日間をすぎても、しつこく残っている症状です。

その1)
すでに書いたとおり、発熱です。職場に提出するために記入していた健康観察表によれば(以下の記述も基本的に健康観察表の記述です)、
発症日=1/5の朝に38.3℃の最高値でした。薬も効いたのか、夕には37.3℃まで下がり、楽になりました。早め、早めの受診と服薬が重要です。その後は一進一退の状態で、翌日1/6朝に37.0℃、夕に36.6℃と平熱になりましたけれど、1/7朝には37.8℃と発症日並みで、ちょっとつらい感覚をおぼえています。とはいえ、やはり薬効はあるもので、夕には36.7℃でした。3日目以降は、低いときで36.4℃,高いときで36.8℃と安定し、現在ではこの4年間ずっと測りつづけてきた数値におさまった状態です。

その2)
つぎに出た症状はのどの痛みでした。これは発熱以前から「ん、ちょっと変かも」と感じていたところもありました。1/6夕からひどくなり、ほかにもいらっしゃると想像しますが、のどが痛いと食事をするのがつらくなります。ふだんは辛いもの好きですけれど、絶対に無理 ヾ(^。^*)まぁまぁ
それでも、薬は食後に設定されていますから、食べないことには飲めません。1/9朝までつづいたのどの痛みのせいで、たぶん、やせ細った気がします。

その3)
のどの痛みとほぼ同時にはげしくなったのが咳でした。この症状は現在でもつづいていますし、最初に罹患した家族も同様です。1/6のころには「こほこほ」くらいであったのが、2日目(1/7)には「ごほごほごほ」、3日目「ごほごほごほごほ、ごほん」、4日目「ごほんごほんごほんごほん、ごほんごほんごほんごほん、ごほん、ごほごほごほごほ」と悪化しました(なんだかよくわからない擬音です)。その後も、換気をしたときや外に出たとき、あるいは、階段や坂をのぼるような呼吸器に負担をかけたときなどに、息切れとともによくでてくる症状です。おかげさまで、就寝中もマスクをしています。

その4)
一方で、健康観察表にありながら、最初期だけでおさまったり、さいわいにして出てこなかったりした症状もありました。熱感は最初期にはありましたけれど(悪寒)、発症0日目でなくなりました。だるさは弱いものを3日目くらいまで感じましたけれども、だるいというよりはずっと寝ていると出てくる凝りみたいなものです。まったくなかったのは、下痢、頭痛、味覚異常、嗅覚異常でした。これから後遺症(Long COVID)として来るかもしれませんけれども、味覚異常だけは食べる楽しみがなくなってしまうので勘弁してほしいところです。

こうした症状を経験しつつ、自分のベッドのある部屋にひきこもった1/5〜1/10(ただし、トイレだけは除きます)、部屋から出て職場に復帰しましたけれども、基本的に職場の個室へとやはりひきこもった1/11〜1/16(ただし、敷地内の屋外や屋内の廊下や階段を歩いて移動するのはどうしようもありません)にアタシはいったい何をしていたでしょうか。(つづく)

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COVID-19 罹患

記事のタイトルのとおりです。2020年3月からひたすらハリネズミ作戦を展開してまいりましたけれども、ついに感染から発症してしまいました。同居している家族がかかると逃げられないものですね。

発症したのは1月4日から5日にかけての深夜でした。何か寒い、やけに寒い、ふとんに入っても悪寒がする、湯たんぽをかかえても冷える、え、どうしちゃったの、という状態です。すでに家族は休んでいましたし、こまちとごえもんに伝言を頼むわけにもゆかず(いや、むしろ、にゃんこさまにうつすわけにはいきません)、困りました。体温計を使ってみると38.3℃を示しましたので、これはついに COVID-19 か、フルーかのどちらかであろうと覚悟をきめたしだいです。やはり、アタシは免疫弱者でした。

翌朝(1月5日)、かかりつけの医院に予約をとって、午前10時とはいえ発熱外来の設定されたのは冷える戸外でしたけれど、それでもていねいに対応してもらい、抗原検査とPCR検査をうけました。前者の結果はすぐにでて、フルーではなくコロナ陽性でした。PCR検査の結果は翌日になるとのことです。しばらく待って6種類の薬をもらい、1万6000円ほどを支払って(ふところまでさむい)帰宅しました。

さぁ、これからが出勤停止、家庭内隔離、ひたすら寝る時間のはじまりです(つづく)。

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オンライン会議 → オンライン独演会につきあうか

今週のなかごろにこういうつぶやきをしました。
https://twitter.com/kkurita/status/1451495015482417153?s=20

その前日にふざけんな!(That's bullshit)といいたくなるような状態を経験したからです。延々とつづく独演会のような、しかし、資料を読んでくださいですむような演し物を食らった翌日に、アタシの心中を推し量ったようなメールを mmhmm がくれて、スクショを投稿しました。

オンライン会議はたしかに遠隔地にいても共時的なコミュニケーションを可能にしてくれる頼もしい道具です。COVID-19 の感染拡大防止のための一環として採用されましたけれど、ふだんの生活の場から離れて誰かと会うのをあまり好まないタイプにとって今後も手放せないものとなりました。学会の大会や研究会でも採用されて、参加のハードルを下げ、気軽に、安価に、積極的にあつまれるようになったと感じます。

とはいえ、その場にいたら許せるけれど、オンライン会議までしているのに○○されるとは言語道断、もってのほか、アブノーマルにして沙汰のかぎり、というのもあります。中途報告とか進捗状況のお知らせといったたぐいはとくに嫌われる項目です。対面会議なら、笑いや咳きこみ、ブーイングや即座の非難、大小さまざまな音量のざわめきなどがありますけれど、大半がミュートしているので朗々と、しかし、辟易とするくらいに一人芝居ですすむスピーチコンテストの極北に至るばあいも生じます。さらに、「異議のある方はミュートを切ってご発言ください」(→ 要旨:「文句があるやつは前へ出ろ」)が多用されるものですから、もうほとんどの参加者は何もいわないし、いってもどうにもならないし、ただひたすらに終わるのを待っているだけでしょう。

学生の学術的な技能をきたえる初年次演習のような授業で発表用の資料に関連して ↓ このようなことをつたえています。
わたしは配布資料はパワポからつくるのでいまさら授業でとりあげなくてよい、という方は考えてみてください。たしかに、パワポで配布資料という印刷方法があって、何枚かのスライドをまとめてファイルにしてくれます。それを配る発表者は、ゼミでも学会発表でも官公庁や企業の発表でも見かけました。この方法の最大の欠点は、発表のスクリーンがむだになる、に尽きます。発表がスライドにある文字と図表を見せて読みあげるだけなら、発表者が話さなくても配布資料を見ればよいはずです。発表者には誰も注目してくれません。パワポでやるとしても、話すこと、スライドに示すもの、聞き手のひとりひとりに配布するものはそれぞれに役割が異なり、それぞれが役割を果たしてこそ、まとまった発表になります。トークとハンドアウトとスライドは別のものである、という前提に立ってください。
前提に立っていないのはおまえらのほうだ!といわれそうな危惧、というか戦慄をおぼえました。ふん。

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2週連続の選挙@静岡

さてさて2週連続の国会議員の選挙日となりました@静岡です。24日に投開票された参議院議員補欠選挙においては、補欠を生じることとなった県知事選挙で当選なさった現知事の応援もあって、もっともお若い方が当選する結果となりました。しかし、参議院議員を辞職して知事選に立候補なさった方がそのままに補欠選挙に出てくると思っていましたから、おやおや交替ですかと意外な感をいだきつつ、“あの人はいま”ののぞき見趣味的な興味をもってしまいました。サイトも更新されていないようですし、その後はお顔を見かけないですね。

31日には国政選挙である衆議院議員選挙があります。期日前投票で二つともすませてしまうことも可能でしたが、しかし、区役所へゆくのも億劫でしたから徒歩でいける圏内の小学校へと投票に向かうつもりです。昨日にはY売新聞の世論調査の☎が入ってきて、ちょうど手が離せないことをやっていたので、機械音声が話す途中で切ってしまいました :-P

とにかくさ〜、めんどうがないようにしてほしい。ゼミのOB・OGたちのなかには、県や市町の地方公務員としてはたらいている人たちもいて、それなりに消耗しているようです。COVID-19 の感染は下火になっているようですから、その点では作業する不安も小さなものでしょうけれど、休みがとぶのはいかがなものでしょう。

ところで、衆議院選挙のほうは任期ぎりぎりの解散となり、いちおう首相が解散権を行使したことになっています。「解散権は総理の大権である」というような発言を誰かさんもおっしゃっていました。大権を行使したとかいうと、なんとなく大仰な表現です。憲法上は天皇陛下の国事行為であり(第7条)、形式上は詔書が下されて解散になります。とはいえ、天皇は国政に関与する権限をもっていませんから、首相および内閣に解散権があると解釈するのが妥当でしょう。でも、解散権が実質的にそのときの与党にあるのは適切かどうか、アタシにはわかりません。

不信任決議がとおったわけではないですから、解散の時期をきめるのは総理≒政権党の総裁です。これまでも勝てる時期を見計らって、ときには目に見えるのはたったひとつの争点しかない状態で総選挙がおこなわれました。そもそも、総選挙のときに争点はいるか。今回の選挙戦を見るにつけても、争点なんかないじゃん。@静岡ではリニア問題が知事選から継続して参院補選へ、参院補選から総選挙へ来ているようですけれど、それもものはいいようで、どうもちがうというコメントをするニュース解説者もいます。で、結局のところ、投票する判断材料は候補者がうちだしている政策と現在の自分のおかれた状況と過去の候補者およびその所属政党(もちろん、無所属もあり)のおこなったことになります。

と考えてきて、勝つための党略をゆるして解散するのでなく、参議院のように任期ごとにきっちりとやればよいように思えてきました。もちろん、内閣不信任決議が成立したときや衆議院がみずから解散を望んだとき(過半数とか、3分の2以上とかで解散を可決する)には解散もありです。通常であればいまの任期の4年で、そのたびに4年間の実績を判断し、つぎの4年間を託する政策をくらべあうシステムにできないものでしょうか。これって、イギリスでも成立したシステムですよね。

与党、政権党が過去の4年がなかったかのように実績を示さず、先のまだ決まっていないことを誘蛾灯のようにちらつかせ、野党の側もまた何をなしたかを(何もなしていないのか)分析せずに、ただ「変えましょう」しかいわない選挙を見るのは悲しい。アタシの1票はどこにいくかな ヽ(。_゜)ノ

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「今後の勉強の参考にしたいので」うんぬんかんぬん

うらおもて13年にわたってつとめた教務委員をまもなく引退します。4度目の委員長は研究科も兼任でしたので、教授会のある火曜日は一度も欠席することができず、しかも、教授会 → 研究科委員会の順で開催される初っぱなからおわりまでつきあい、かといって教授会のない火曜日はゼミをやりますから、結局のところ、いきたかった展覧会をあきらめたことも一再ならずでした。土曜・日曜の上野公園あたりの混雑を思えば、平日にゆっくりと国立西洋美術館などを見てまわれるのは、わりと時間が自由な、しかし収入に辛いこの職業にゆるされた数少ない贅沢でしょう。来年度には、月曜休みの多い美術館・博物館へ隔月くらいでいけるかもしれません o(^o^)o

教務を終えるにあたり、ひとつだけあたらしい制度をつくりました。成績確認制度というものです。非常勤講師(「出稼ぎ」ともいう)先の某大学では雇われた3年前にすでに運用されていましたし、昨夏のGB長のおみやげは長○県立大学の「成績異議申立書」の写しでした。息子2号にたずねたところ、1年生のころに利用したことがあるといっていました。つまり、印象ではありますが、制度をもうけている大学がそこここにある気がします。もちろん、様子見の多いわが社はいかなる部局にもありません。

画策していたのは秋口のころで、いいぐあいに事件がありました。成績のつけまちがいがいです。受講生の多い科目でしたから、「やらかしましたね」度も高かった。オムニバス形式の授業で、評価点の算出方法の軽度なミスでしたけれど、200人弱に影響がおよびました。

じつは、アタシの担当しているオムニバス形式の授業でも1年前につけまちがいがありました。90点を0点にしたとかいう、おそらくはキーボード操作のあやまりに起因したものです。対象者が200人弱と1人という大きなちがいはあり、あとケアの規模にもそれにともなう人的な労力にも大差が生じますが、しかし、「あってはいけないよね」という点でやらかしぐあいは変わらないかと思います。

秋口の事件を反省する気運も手伝ってくれたのか、こういう制度をつくりますという提案は、制度の運営方法などのなかみはモヤッとしかあかさないままでも、ほぼ反対なく是認されたのでした。一言居士の目立つわが社ではめずらしいです。つけられた意見は、事務方の負担増を避けるべきとか、いま現在でこういう対応をとっているとか、前向きなものばかりで、何か拍子抜け感すらもただよいます ヾ(^。^*)まぁまぁ

そのあとは内規づくりです。あちらこちらの文言を拝借して――こういう作業は作文でなく、借文にすぎません。パクりともいう。ちなみに、アタシの英作文はほとんどが英借文になっています σ(^◇^;)――でっちあげました。そういえば、おなじころにシラバス作成のガイドラインをつくってくれといわれ、これまたあちらこちらの文言を拝借し、1日ででっちあげたのはナイショにしておいてください。この内規案については、漢字にしろ、「原則として」なら原則からはずれる事例を示せ、て・に・を・はをかえろ、こっちの表現にしろ、とかいう相変わらずのツッコミが入りまして、静岡弁でいう「やっきり」したですが、漢字が多いと画面が黒くなって読みにくい、内規に事例はいらない、て・に・を・ははそれじたいがレトリックである、他大学でつかわれる定型表現にしたがう、といって切りぬけ、さらにとどめに「これは内規条文でなく、手続きにかんする申しあわせとしておいて、文言を確定させた条文は制度をしばらく運用したのちにきめる」なる経験主義への誘導策を弄して、決定してもらいました。

ついにできた、めでたし、めでたし、です。紙媒体シラバスの追放はできなかったけれどな。

長いので、ここから先は「続きを読む」に移動させます。

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ボス交

ゼミの学生あたりに話してもほとんど語彙にないことばです。ふつうの国語事典には掲載されていません。そこでグーグル先生に頼んで検索してもらうと、ボス交とは……、

「ボス交渉」の略。大衆のいないところで、ボスだけで物事を決めること。 http://hyogen.info/word/1387986

となっておりました。学生自治会や労働組合のときにつかっていましたけれど、これ、大っ嫌い。いまの職場でも「内々の○○では」とかいう発言を聞くたびに、お猿さんか、とか思う。

何年か前のツイートをふりかえると、

気がつけば、ボス交だらけである。実際は私的に立ち話しただけなのに、「××長は前向きに検討するとのことでした」と虚言を弄し、平然と他人に圧力をかける者をどうしたら信頼できるか。

とつぶやいていた。

今日もまたメールで……
(  ̄ o ̄)oOO

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謎は深まるばかりです

アプ○イドというところから、いきなり、メールがとどきました。

お客様各位


いつもお世話になっております。


【夏季休業のご案内】

ア■ライド法人営業部

8月13日(土) 休業
8月14日(日) 休業
8月15日(月) 休業
8月16日(火) 休業
8月17日(水) 通常営業


アプライ△店舗は期日中も通常営業しております。

よろしくお願い致します。

法人サイト 「●プライドダイレクト」
http://www.applied.ne.jp/

ショッピングサイト 「アプラ□ドネット」
http://www.applied-net.co.jp/


■□■─────────────────
アプライ▼株式会社 法人営業本部

〒812-0042
福岡県福岡市博多区豊2-3-19 
TEL:092-481-7802  FAX:092-481-7651
営業時間:10:30~18:00
Mail: gaihan@applied-net.co.jp

何の変哲もない、HTMLメールでもないものですが、身におぼえがいっさいありません。この会社と取引したことがないのに、なぜこのようなものを受けとらなければならないか、とても理不尽な感覚をおぼえました。無差別メールの暴力かな。

そういえば、職場の部屋の前にあるポストには「宣伝広告の類、投函ご無用」と貼り紙をしてありますが、そこに遠慮なく投げこんでゆく唯一の業者さんが、たしか◇プライドとか……。

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ふん (`_´)

アタシが昇任させてもらってからはや3年以上、うちの職場では教授になった人がいません。ということはすなわち、○事案件や○○長で都合よくつかわれる下っ端教授がかわっていないということになります。さいわい、この秋には准教授昇任がありましたので、来春には4年ぶりの教授昇任があるはず……。

ただでさえ、これから団塊の世代の後継者問題があるですからねぇ。

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もう二度と

1年前のこの週末、1回目の手術から職場へ復帰しました。ほとんどどなたにも会いませんでしたが、近しい同僚の方が部屋にいらっしゃったので、あいさつしたのをおぼえています。週明けには、事務局へ「鞠福」(雅正庵の生クリーム大福)をもっていったですよ。

復帰して最初の仕事は、なんと人事の話でした。特別休暇中にメールをもらい、復帰した翌週の月曜日(つまり、鞠福をもっていった日)に交渉にあらわれた人がいました。その方がいうには、「教授であれば誰でもいいってことです。専門も問わない。そっちは××が審査するからかまわないのです」(伏せ字の部分は企業秘密?)とのことで、つまり、左陪席みたいなものらしい。長の方にはいろいろとお世話になっていますから、断りにくい仕事でもありました。それで、“長時間は無理”とくぎを刺しつつ、おひきうけしたのでした。

その仕事じたいは小過・中過はあったかもしれませんが、仕事を辞めなければならなくなるような大過はなく終了しました。年上の友人で他大学の学部長をやっている人が、「定員や人員に余裕があるのに、人使いが荒いね」と皮肉られたような感じは、自分としてはなかったです。やるべきことを無事に終えてよかった、それだけでした。

ところが、復帰直後の仕事の記憶などなくなりかけていたような最近になって、某会議の席上で、案件の対象となったいた方から、“適切な人選ではなかった”という趣旨の発言を聞きました。組織の基盤変えによってそういう制度になってしまったことを批判なさるなかで自分の事例をあげたらしいですが、なんと場当たり的な、帳尻あわせのような議論のたてかたでしょうか。いやなら、なぜ拒否しなかったのでしょうね。また、一方で「交渉にあらわれた」方は何も発言なさらずじまいでした。

その一瞬、思いました。もう二度と数あわせの仕事などやるまいぞー。

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